”地味で過酷”な世界です

カーレースドライバーに憧れる人は多いでしょう。

とくに、男の子の憧れの職業には「カーレースドライバー」が常に上位に来ています。しかし、職業としてのカーレースドライバー、すなわちプロのカーレースドライバーとなると、よほどの才能と努力、環境、運などが必要となります。画像で見るTVゲームとは、ワケが違います。

また、カーレースドライバーの世界は、見た目の華やかさとは裏腹に”地味で過酷”な世界です。中途半端な心意気では、100%挫折するでしょうね。ラリーなどはなおさらです。

しかし、アマチュアのカーレースドライバーとなると話は別です。
現に、多くのアマチュアのカーレースドライバーが日本各地で活躍しています。仕事やアルバイトをしながら、カーレース活動をこなしているアマチュアカーレースドライバーの世界も、ある意味プロのカーレースドライバーたちとは大差はないのかもしれません。

日本国内で、カーレースが盛んなところには、例外なく”カーレースサーキット”が存在し、専門のパーツショップなどが充実しています。
北海道札幌市・神奈川県横浜市・静岡県・岡山県・三重県・栃木県・埼玉県・愛知県・茨城県・兵庫県などで、これらの地域で多くのカーレースドライバーが活躍しています。

カーレースドライバーに憧れている人、興味のある人、それではご一緒に「知られざるカーレースドライバーの世界」を探検していきましょう。

F1ドライバーはエリート中のエリート

カーレースドライバーは、誰よりも速く走るスピードとテクニックを競うバトルで、見ている者に独特の高揚感とスリルを味あわせてくれるプロのスポーツ選手です。

死と隣り合わせの危険が付きまといますが、いつの時代も、車が好きな男の子にとってはカーレースドライバーは憧れの職業ですね。

当然カーレースドライバーには憧れだけでなれるものではありません。色々なレースに出場して車をドライブするためには特殊なライセンスを取得する必要があります。
そのライセンス取得に並々ならぬ訓練と、努力と、才能と、そして運とお金も必要なのです。

普通の運転免許証を持っているのは勿論の事、レースで走る為のライセンスを取る為にはJAFの講習を受けて、まずは国内のラリーやジムカーナ、ダートトライアルに出られる国内Bライセンスを取得します。
それから実践レースに出場して初めて国内レースに出場できる国内Aライセンスが取得できます。
全ての道はここから始まり、あのF1に出場する為には更に4段階上の国際「スーパーA級ライセンス」の取得が必要となるのです。

世界中のカーレースドライバーの中からたったの22人しかなれないF1ドライバーはまさにエリート中のエリートなのです。その選ばれたエリートドライバーの中で争って、6度も世界チャンピオンを取ったミハエル・シューマッハは、「皇帝」と呼ばれるにふさわしい並外れた才能を持った天才ドライバーで、故アイルトン・セナ同様、ドライバーの中でも憧れの存在であり、その伝説は語り継がれていく事でしょう。

特別なライセンスの取得が絶対条件

カーレースドライバーと言えば「命がけの危険な職業」というイメージがある反面、それ故にかっこ良いから憧れる人も多いと思います。
特に近年、世界レベルのカーレースでの日本人ドライバーの活躍を見てカーレースドライバーを目指す人が増えています。

しかし、ただ車が好きだから、ちょっと運転に自信があるからといってすぐにカーレースドライバーになれるほど甘くはありません。

自分だけでなく他人の命をも危険にさらす恐れのある職場ゆえ、プロを目指すのであれば当然それに見合った十分な訓練と経験、特別なライセンスの取得が絶対条件となっています。

国際的なカーレースドライバーになる道のりは、次のライセンスを順に取得していくざっと4段階をクリアしていかなければなりません。
まずは国内ライセンスのB級、そしてA級、国際ライセンスのCライセンス取得で国際的なラリー等公道レースに出られ、その上のBライセンスがフォーミュラ・ニッポンやル・マン24時間耐久レースなどに出るために最低必要なライセンスとなります。その上のAライセンスでFIA国際F3000選手権やCARTチャンピオンシリーズなどに出られ、更にその上のスーパーライセンス、これがF1ドライバーへの最終切符となる訳です。

全国様々なレースで活躍するカーレースドライバーたちですが、国際的に有名なルマン24時間耐久レースやパリ・ダカールラリー、INDYやF1などでも日本人ドライバーの参加が当たり前となってきています。

ミハエル・シューマッハやアイルトン・セナなど、伝説になるようなドライバーが日本人からも誕生してもらいたいものです。

多くのドライバーの憧れの存在

カーレースドライバーになりたいと思ったことはありませんか。

レースで見るドライバーの、サーキットや公道を誰よりも速く駆け抜けて行くかっこ良さ、見事に相手の車を抜き去っていく快感の疑似体験に酔いしれて、憧れを抱くのも無理はありません。

ではどうすればカーレースドライバーになれるのでしょうか。
もちろん車の運転に長けているだけではプロのレースドライバーになれる訳ではなく、体力も精神力も強く鍛えて、実戦と戦略の経験を積んで、目指すレースカテゴリーのライセンスを取得しなければなりません。

ライセンスによって出場できるレースのカテゴリーが決まっていて、国際的なカーレースドライバーになろうと思えば、幾つもの段階を踏みながら国際ライセンスを取得していかなければなりません。

より上のライセンス取得の為には実践レースでの入賞など、優れた結果を求められますので、おのずと過酷な競争を強いられて鍛えられることとなります。そうして勝ち上がっていけた人だけが手に出来る特別なライセンスが必要なのです。

活躍しているカーレースドライバーは皆各国のレースで勝ち抜いて来た精鋭ばかりです。中でも、現在モータースポーツ界の最高峰であるフォーミュラー1(通称F1)でトップチームのドライバーを勤めるキミ・ライコネンやフェルナンド・アロンソらは、世界中のカーレースドライバーの中でもエリート中のエリートであり、カーレースファンだけでなく、多くのドライバーの憧れの存在でもあるのです。

トップカテゴリー、F1

カーレースドライバーのあの並外れたスピードとドライビングテクニックに憧れを抱き、自分もなりたいと思う人は沢山います。
また、自分の子供をカーレーサーにするために、子供さんが小さい時から一緒にカートレースで英才教育を始めるお父さんも少なくありません。

特別な免許の要らないカートから始めても、順に四輪車レースをステップアップしていくにつれ、プロのカーレースドライバーになるにはそれぞれのカテゴリー参加に必要なライセンスを取得しつつ運転技術を高めていかなければなりません。

カーレースドライバーのライセンスには、そのカテゴリーによって幾つもの階級があります。下のほうの階級から順を追って1つ1つ更に上のライセンスを取っていかなければなりません。

まずは講習を聞くだけで取れる国内Bライセンスから、そのライセンスで実践レースに出て上のAライセンスを、そして国際レースに出場できるライセンス取得へと、実践レースの経験と結果を積んでいくことが必要となるわけです。

現在カーレースのトップカテゴリー、F1で活躍しているカーレースドライバー、佐藤琢磨や井出有治もF1でのシートを得るまでに様々なカテゴリーの国際レースに参加して優秀な成績を収めてきました。

F1の下のカテゴリー、イギリスF3では日本人初女性ドライバーの井原慶子も参戦するなど、日本人も男女問わず世界を舞台に活躍するカーレースドライバーが誕生してきています。

JAFの発行するライセンス取得

カーレースドライバーという一見華やかなヒーロー的職業は、車やモータースポーツ好きな男の子にとっては一度は憧れる夢の職業ですね。
カーレースで活躍するドライバーの姿を見るたびに、その速さとかっこ良さに惹かれるのも無理はありません。

しかし、エンジン付きの車を運転する以上、プロのカーレースドライバーになるには特殊なライセンスが必要となります。国内であれ国外であれ、レースに参加する前提条件での運転技術向上の為の訓練とJAFの発行するライセンス取得には、才能もお金も要りますので、ここでより選ばれた人だけがなれる職業なのです。

国内はもとより、国際レースへの参加にはカーレースドライバーとしての特別なライセンスを持っていなければエントリーできません。一番下のライセンスである国内B級から順に、国内A級、国際C、B、Aと、規定出場回数や入賞結果と経験を積みながらあらゆる条件をクリアして、より上のライセンスを取っていかなくてはならないのです。

ですから、誰もが名前を知っているようなカーレースドライバーになるのは大変なことです。しかし、目指すはやはりカーレース界の最高峰カテゴリーであるF1のシートを獲得することでしょうか。
日本人初のF1ドライバーである中嶋悟、初のF1表彰台に上がった鈴木亜久里、そして現在活躍中の佐藤琢磨など、世界を舞台に走るカーレースドライバーに続けと、若きドライバーの卵たちが各国でしのぎを削っています。